ブリーダーさんってどういうイメージですか?

こんにちは、snowspring犬舎の林と申します、ブリーダーについてお話したいと思います。
私事ですが、10年前までは食品メーカーでサラリーマンをしており、なんでトイプードルの
ブリーダーを始めたかお話したいと思います。

子供の時から家族は動物好きでわんちゃん、カメさん、縁日ひよこを育ててニワトリさんに
(殆どオスで卵は生みませんでした)金魚、熱帯魚ETC生き物の中で一緒に暮らして
おりました

サラリーマン時代にわんちゃんとの出会いは、転勤が多く子供に精神的に負担をかけて
しまい、気持ちを安らかにできないかと思ってるときに、ペットショップのさくらちゃんとの出会いからでした。

この子は娘のように可愛いく、けんかをしてても必ず仲裁に入って止めてくれたり家の中
を温かく、明るく、楽しくしてくれ、この子が来てから家族の会話も増え家の中の太陽の
ような存在でした。

この子の存在が、わんちゃんを育てて人の為にちょっとでもお役にたてる仕事につきたい
とのモチベーションでした。

ブリーダーになるにあたって

サラリーマンを辞め、まずは従兄弟が奈良で獣医をしており相談をいたしました。

従兄弟いわく、ブリーダーは動物を物としか扱ってない、ブリーダーは嫌いなので
やめろ、先ずはブリーダーがどのような業種か見てきなさいと言われました。
私の頭の中では、動物好きな理想的な仕事のイメージしかなく、何故だかその時点
では全く理解できませんでした。

実際のブリーダーの多くの実態

イメージの中では、可愛がられペット同様に育てられてると思ってましたが、大きな
ショックを受けました。

ケージを数段段重ね、様い場所で頭数を多く飼い運動もされてなく家畜以下の環境で
人間の愛を受けることなく繁殖の手段という目的だけで飼われてる子。
名前もつけてもらってない子も多くいました。
(ほとんどの場合犬舎内部や親のワンちゃんは見せてくれません。)
低価、最悪のフードで満足な医療さえ受けてない。

不衛生な環境の中で、手入れもされてなく、近親交配は当たり前、子供は生体市場で
売るかインターネットで仲介屋さんに売ればいい。
(市場で2から3万の子がペットショップで10から12万で販売されます。)
(アフターフォローは論外 ただ産ませて、売ればいいの世界)

あるドッグショー常連のブリーダーさんもスタンダードから外れた子は平気で淘汰、お産が
できなくなったわんちゃんは平気で里子にだす。
正直サラリーマン時代の常識が完全に覆されました。
酷いのは自分で帝王切開する例もありました。


なかには家庭的な環境でしっかりした考えのブリーダーさんもおりましたが、従兄弟が
ブリーダーの印象を悪く持ってた事も理解できました。

自分の中で目指してる理想的なブリーダー像 

飼育している子たちは、ペット以上に飼育環境の整備、この子たち専用の小さくても
遊べるスペース(ドックランの確保)その為に日光に移りました。

お家の中で人間と一緒に自由に暮らす。
(個別管理ができ変化、異常時に即時に対応できる)
十分に飼育できるように、頭数の制限 

ちょっとでも美味しく栄養価の高い食事の追求
満足な医療体制の整備 病気や治療方法等の勉強
スタンダードに沿った健康な子を十分なコストをかけ生みだす。
わんちゃん達を一生涯 最後まで看る(ケイヒンミモト様も老犬を最後まで看ております)

飼い主の指導、育成、アフターフォロー体制の通常化
 
必要な経費は掛けており、価格訴求の販売はいたしません。
それなりのお値段になると思います。

同血統の子達は自由が丘や銀座のショップでは50から70万以上で販売されて
る場合もございます。
下記の価格表を参考にしてくださいね。

トイプードルの価格表


獣医さんはブリーダーが嫌いなわけ

上記の理由からわかりました、仙台時代や現在の日光で、獣医さんとお付き合い始めの
時は冷たく感じましたが、獣医さんは酷い(これが普通の)ブリーダーを多く見てるので
警戒しちゃうんでしょうね。

仙台時代や今の獣医さんからお宅みたいなブリーダーは珍しいと言われますが、これが
当たり前と思っております。

ただ、うちの子たちが全国の各地に行きますが、時として獣医さんはブリーダーに偏謙が
あり、ブリーダー イコール 悪徳と決めつけるケースが多いのが残念です。

実際、腕のない獣医さんも多くおりました、なんでも遺伝疾患、繁殖者に責任にしちゃう
場合や信じられない処置もありました。

お客様と共に獣医さんの選定、選別、治療方法や処置の検証なども大事な仕事と思い
実施しております。

この仕事にあたり 事業価値とビジョン

サラリーマン時代はお休みも連休もありましたが、今は年中無休で旅行もできません。
葬儀も満足に出れませんですが、大好きなこの子たちと一緒にいれる事、肉体的には
以前よりは大変ですが、疲れや迷いもありません。

何よりもお客様のとこに行き、我が子のように可愛がって頂き、またお客様も喜んで
おられる姿また、お里帰りも多くあり、成長した子たちの嬉しそうな笑顔にやりがいを
感じております。

また サラリーマン単身赴任時代にシェルテーのさくらに何回も精神的に助けられ安らぎと癒しを
まらい、また子供たちにも命の大切さ尊さ思いやりを動物を道して教えられたと思います。

ワンちゃん達の素晴らしさを皆様に味わって頂き、素敵な共存ライフを楽しんで頂ければ幸いと使命と
感じております。                          林 正紀



絶対に守ってあげるから





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